東京都伝統工芸士会

東京無地染(とうきょうむじぞめ)

東京無地染
東京無地染

主な製造地

新宿区、中野区

指定年月日

平成3年8月15日

沿革と特徴

古代より現代に至る染色法の中で もっとも基本的な染めは無地染(浸染)です。
草木の根、花、葉、皮、果実等で布地に色付けすることから始まります。

 

仏教の伝来(552年)と共に藍、紅花が渡来し、奈良平安時代には大和民族独特の染め技術が確立され、無地染は地染をはじめ、ぼかし、絞り等が盛んに行われました。
鎌倉時代になると絹織物が発達し、草木染めに必要な灰汁、鉄媒染、酢の発達により、浸し染は大きく進歩し「江戸紫に京鹿の子」といわれたものです。
このことは江戸時代の染色のうち鹿の子絞りは京を第一とし、紫染は江戸産を最上とするという意味で、東西両都の染色の特徴を言い当てたものです。
このように江戸紫、江戸茶をはじめとする無地染は、江戸庶民文化として芽生え 庶民の間で広く愛用されました。

 

現代の無地染は手作業が中心で、 色無地は、色抜きして再び染め替えることができます。
最初に明るい色を選び、次には年齢にふさわしい渋味のある古代紫、紺、抹茶などを選びます。
また、お嬢様にお譲りになる場合には、色を替えて染めると、若々しい雰囲気にもなります。
時代が変っても流行に左右されることなく いつまでも美しく着られます。

 

東京無地染のご紹介リーフレット

 

連絡先
産地組合名 東京都染色工業協同組合
所在地 〒169-0051
東京都新宿区西早稲田3-20-12
電話 03(3208)1521
ホームページ http://www.tokyo-senshoku.com/