トップページ > 東京の伝統工芸 > 東京くみひも
東京都伝統工芸士会

東京くみひも(とうきょうくみひも)

東京くみひも

主な製造地

台東区、杉並区、北区ほか

指定年月日

昭和57年2月4日


沿革と特徴

くみひもの歴史は古く、その用途も多く、現代帯締めや羽織ひもなど、私たちの日常生活には欠かせないものとして広く使われています。
こうしたくみひもの技術・技法は、古くは中国や朝鮮を経て伝えられ、時代とともにいろいろなものに使われるようになりました。


仏教の伝来に伴うお経の巻き物や袈裟、貴族の礼服の添帯さらに武士の台頭による兜や鎧のおどし糸や刀の柄巻など 多方面に活用されてきました。
また、小袖が流行してくると帯や腰ひもに、さらに帯じめなどへと普及していきました。


くみひもの技術は当時は武士の生業として行われていたといいます。日本は世界でも珍しいくらい「ひも」の発達した国だといわれ結ぶは単に物をしばったり継いだりするだけでなく、結び方、結ぶ紐の色結びの配置などにより、吉凶、性別、身分などを表現するものです。
又、それは高麗打朝鮮組などという名称からも、その源泉は大陸朝鮮半島からの渡来をうかがい知ることができます。


くみひもを組み上げるための組み台には、角台(かくだい)丸台、綾竹台(あやたけだい)、重打台(じゅうちだい)、高台(たかだい)、内記台(ないき)および篭打台(かごうち)の7種類に分類することができます。
糸と糸とが交差する組み目とワビ・サビといわれる渋好み色使いが、東京を代表する「くみひも」の一つとなっています。


連絡先
産地組合名 江戸くみひも伝承会
所在地 〒111-0022
東京都台東区清川1-27-6 
(株)桐生堂内
電話 03(3873)2105